少し前に「30歳まで新卒扱いにしてくれる会社が」増えてきているってニュースを取り上げました。
企業が枠を広げているから、就職氷河期に比べ「就職しやすくなっているのかな?」と思いきや、やっぱりそうでもないって人が多いらしい。
「もう一度、就活をしてもうまくできる気がしない」
有名私立大学を出て、新卒で大手旅行会社に就職をた都内在住の女性(23)。約2年前の6月に内定をもらったときは、泣いて喜んだ。しかし、入社1年目の配属先で悩み、秋に退社した。転職をしようと、エージェントに登録をしても、「あなたの職歴で紹介できる仕事はない」と言われた。
彼女は就活を「面接の場数を踏んで、就活用の自分になっていた」と振り返る。そして今、進路に迷い、また違う自分が作られているような感覚でいる。
こちらの記事を見て、就活していた頃の自分を思い出しました。
僕が就活をしていたのは、就職氷河期と呼ばれていた時期でした。
自己分析とか、なりたい自分とか、企業分析とかそうゆうことをやってみたものの、
結果的に「自分がどういう風に働きたいのか・何がしたいのかわからない」っていう
本末転倒な状態になったり、試験が通っても全然面接が受からず落ち続けるというざんざんな結果でした。
今思うと、「就活は仕事で使わないようなスキルも必要だった」と思います。
就活で必要だと思うスキル
就活で必要なスキルというか、就活する時に準備しておけばよかったなと思うのは以下の2つ。
1.自分がどんな人間(特技・個性的な面)なのかがちゃんと話せる
2.自分がその会社で仕事をしたらどんなことで貢献できそうか?(想像力・妄想力)
1.については、どんな人間なのかをちゃんとできないと他の人と大差ないから、選ばれない確率が上がるから、どれだけ印象つけられるかが大事だと思います。
落ちたら「自分はダメな人間なんだ」って思いがちだけど、実際は「たまたま他の人のほうがその会社にとって相性がいいと思った」ってだけだと思う。
(結局就活って面接官との相性や運の要素も強い)
2.については、面接で「仕事をする前に色々な事を想定できる人か・その会社に入りたい熱意のある人か」っていう部分を面接官が見ている場合の対策。
就活では上にあげた1と2のような「自分を商品としてアピールするスキル」みたいなものが必要になってくると思うんだけど、僕はこれができなかった。
「もの」の商品アピールと、「自分」のアピールって全然違う。
「自分」のアピールって、小っ恥ずかしいし、性に合わないんだと思う。
今でも「自分の表現・アピール」は苦手だから、もし転職するとしたら苦労すると思うけど、もし就活している人に伝えるとしたら、僕自身は今は就職して普通に仕事しているから、「自分のアピール」はできなくても就職はできるってことを伝えたい。(志望の企業に入れるかは別だけど。。)
就活した後のほうが重要。