テクノモンキー(サブ)

テクノモンキーのニュースブログです。 主に新作ゲームアプリやAmazonプライムビデオのレビュー、iOSやAndroid、Unityのアプリ開発に関する情報や考え事などを気軽に発信します。

iOS12の公開を前にiOS11のシェアが85%を突破!そろそろiOSアプリの対応バージョンはiOS11以上にしたい【iPhone】

https://3.bp.blogspot.com/-G8t4htGXy8g/VXOUdjGtGhI/AAAAAAAAuLI/wU6gnpTOrYA/s400/smartphone_app.png

 

techno-monkey.hateblo.jp

 

もうすぐAppleのイベントですね。

前にiOS11のOS別シェアが81%を突破したぞ!って記事を書いたのが6月ですが、

iOS12の公開直前となった今、iOS11のシェアが85%を突破したそうです。

 

Appleデベロッパー向けサポートベージにおいて、現地時間9月3日の時点でiOS11のバージョン別シェアが85%に達したことを明らかにしました。これはAppleApp Storeへのアクセス情報をもとに算出した数字です。
 
図からもわかるように、9月3日時点でのiOS11以外のシェアは、iOS10が10%、それ以前のiOSが5%となっています。

参考:iOS12公開直前、iOS11のバージョン別シェアは85%に

 

 

iOS11が85%、iOS10が10%、それより前が5%となっているそうです。

もうiPhoneユーザーのほとんどの人がiOS11ということなので、アプリ開発をする上では、そろそろiOS11以上のみサポートでもいいような気もします。

 

【2018.10.8 追記】

iOS12の公開から約3週間程度経ちましたが、現時点で既に約47.6%のユーザーがiOS12にアップデートしたそうです。

 

japanese.engadget.com

市場分析サービスのMixpanelは今、iOS 12のインストールベースを調べている。それによると、iOSの最新バージョンはかなり人気が高くて、すべてのiOSバイスのほぼ47.6%にすでにインストールされている。45.6%がまだiOS 11、そしてiOSユーザーの6.9%がもっと古いバージョンを使っている。

採用率は、とくにアプリのデベロッパーにとって重要だ。AppleiOSのメジャーリリースと共に、新しいフレームワークをリリースしている。しかしデベロッパーは、その後もしばらくiOSの旧バージョンをサポートしてからでないと、新しいフレームワークへの全面移行、そして旧バージョンのサポート停止には踏み切れない。

iOS12はパフォーマンス向上を重要視したバージョンということもあり、評価がそれなりに高いことも今回のiOSユーザーのアップデートの速さに繋がっているかもしれませんね。

 

 

アプリ開発でいきなりiOS11以上のみを対象とするのは難しい

 

iOS11以上の人がほとんどになったから、今配信しているアプリもiOS11以上を対象にしたいところではあるんですが、

既存のアプリでiOS11以上のみをいきなり対象にするのは、なかなか難しいです。

 

単純にiOS10以下の端末でアプリをインストールできなくするっていうことは簡単ですが、それだとiOS10ユーザーの方が最新のアプリにアップデートできなくなってしまうという問題が。。

 

いきなりiOS11以上を対象にしてしまうと、今まで使ってくれていたユーザーさんを無視してしまうことになってしまうので、

もしiOS11以上を対象にしたい場合は、事前にユーザーさんに

「○年○月○日以降、iOS10以下の端末では使えなくなるので、iOS11へのアップデートをお願いします」などの告知をした方が良さそうです。(ポケモンGoみたいに)

 

→ポケモンGoがiOS11非対応端末で3月から遊べなくなる。。iPhone5、5cなどのサポート終了

 

 

僕の場合、今配信しているアプリは結局iOS9以上とかiOS10以上を対象のままにしてます。僕のアプリをいまだにiOS10で利用してくれるユーザーさんもいるので、端末を頻繁に変えない人も一定数いると思われます。

アプリの機能的にiOS11以上じゃないと実現できない場合を除いたら、今のままでいいんじゃないかとも思います。

 

ただ、これから新規のアプリを作るとしたらiOS11以上を対象にしたいです。

iOS11以上でしか使えないAPIも多いし、OSバージョン毎に挙動が違う場合が結構あるので、個人開発で極力バグを少なくするためにはサポートするバージョンを絞った方が良いんじゃないかと思うので。

 

 

 

 

今後iPhoneのUI実装が効率化できるようになるかも

 

ascii.jp

アップルは2019年のiPhoneにも指紋認証機能を搭載しない。TFインターナショナル・セキュリティーズの著名アナリスト、ミンチー・クオ氏が投資家向けのレポートで明かした。

 クオ氏によると、アップルは液晶ディズプレーに内蔵するタイプの指紋認証機能を2019年のiPhoneでもサポートする考えがないとのこと。

 アップルは引き続きFace IDを使った顔認証のみを利用し、逆にAndroid指紋認証を使うことでiPhoneとの差別化を図るだろうと予測されている。

 上記の記事によると、2019年のiPhone指紋認証を搭載せず、顔認証を採用する可能性が高そうです。

現状だとまだiPhone8などではホームボタンでの指紋認証が採用されてますが、今後は顔認証で統一されそうな感じがしますね。

 

iOSアプリを開発する上では、現状だと、iPhone8などのホームボタンありのレイアウトと、iPhoneXなどのベゼルレスなデザインの両方を考慮しないといけないのが結構厄介です。

→アプリ開発でiPhoneX対応したけど、SafeAreaの扱いが重要みたい

 

今後指紋認証を搭載したiPhoneが減り、ベゼルレスデザインのiPhoneに統一されていけば、アプリ開発も効率化できそうなので、できればベゼルレスで統一して欲しいなって思います。

 

新型iPhoneについての詳しい情報はまだ明らかになってませんが、今月のAppleのイベントで明らかになりそうですね。

どんなことが発表されるのか楽しみです!

 

とりあえず、アプリ開発者としてはなるべくiOS12の対応が少なくすむことを願いたいと思います。