日本経済新聞のニュースによると、紙幣に描かれる肖像画が刷新されるそうです。
最近、新元号の発表がありましたが、紙幣も新しくなるということで、新しい時代に移り変わる感じがしますね。
新しい紙幣に選ばれた方々名前を見ただけではいまいちピンとこなかったので、今回どんな人物なのか調べてみました。
政府・日銀が千円、5千円、1万円の各紙幣(日本銀行券)を一新させることが分かった。刷新は2004年以来。千円札の図柄は北里柴三郎、5千円札は津田梅子、1万円札は渋沢栄一になる。9日に発表する。「平成」から「令和」への改元機運を盛り上げる。自動販売機などの関連需要が生まれるため、景気刺激の効果もありそうだ。
新一万円札 渋沢栄一
画像:Wikipedia
Wikipediaによると、下記の通りです。
渋沢 栄一(しぶさわ えいいち、天保11年2月13日(1840年3月16日) - 昭和6年(1931年)11月11日)は江戸時代の武士、官僚、実業家。第一国立銀行や東京証券取引所、一橋大学、東京経済大学などといった多種多様な企業、学校の設立・経営に関わり、「日本資本主義の父」ともいわれる。武蔵国榛沢郡血洗島村(現埼玉県深谷市血洗島)出身。
2019年4月、今後刷新される予定の一万円紙幣に肖像画が採用される予定である事が報じられた(後述)。
仕事ぶりは真面目であるが、かなりの女好きであったと言われ、実際に妻以外に二人の女性(一人は愛人、もう一人は後に離婚・再婚し後妻になった。)との間に子供が七人(全員で10人)居たことが判明している。
僕は勉強不足で存じ上げなかったのですが、日本の産業を育てた人物、実業家として有名な人のようです。Wikipediaをみる限り、たくさんの学校、企業の経営などに関わっていたすごい人のようです。かなりの女好きというのも人間味があって親しみを持てるような気もします(笑)埼玉県の深谷出身らしいですが、埼玉の郷土かるたに登場するような人らしいので、埼玉の人ならほとんど知っている偉人なのかもしれませんね。
新五千円札 津田梅子
画像:Wikipedia
Wikipediaによると、下記の通りです。
津田 梅子(つだ うめこ、元治元年12月3日(1864年12月31日) - 昭和4年(1929年)8月16日)は、日本の教育者。日本における女子教育の先駆者と評価される。女子英学塾(のちの津田塾大学)創立者。
女子教育の先駆者、のちの津田塾大学の創立者として有名らしいです。
また、津田梅子さんはNHKの連続テレビ小説「ハイカラさん」にも登場する人物のようです。
新千円札 北里柴三郎
画像:Wikipedia
Wikipediaによると、下記の通りです。
北里 柴三郎(きたざと しばさぶろう、1853年1月29日(嘉永5年12月20日) - 1931年(昭和6年)6月13日)は、日本の医学者・細菌学者である。貴族院議員・従二位・勲一等・男爵・医学博士。
私立伝染病研究所(現在の東京大学医科学研究所)創立者兼初代所長、土筆ヶ岡養生園(現在の北里大学北里研究所病院)創立者兼運営者、第1回ノーベル生理学・医学賞最終候補者(15名の内の1人)[1]、私立北里研究所(現在の学校法人北里研究所)創立者兼初代所長並びに北里大学学祖、慶応義塾大学医学科(現在の慶應義塾大学医学部)創立者兼初代医学科長、慶應義塾大学病院初代病院長、日本医師会創立者兼初代会長。
「日本の細菌学の父」として知られ、ペスト菌を発見し、また破傷風の治療法を開発するなど感染症医学の発展に貢献した。門下生らはドンネル先生[注 1]との愛称で畏れられて、親しまれていた。
「日本の細菌学の父」として知られる、北里柴三郎さんが千円札になるらしいです。
北里柴三郎さんは教科書で見た記憶があるのでなんとなくしっくりくる気がします。
改めてWikipediaでみると素晴らしい経歴の方ですね。
新一万円札・五千円札・千円札と現在の紙幣の似ている点
今回新しく選ばれた方々と、現在の紙幣に描かれている肖像画の人は、結構共通点があるように思います。
一万円札の福沢諭吉と渋沢栄一は、あるジャンルにおける第一人者的な立ち位置、5千円札の樋口一葉と津田梅子は、そこまで共通点がないかもですが、女性という点と、文学や学問というジャンル、千円札の野口英世と北里柴三郎は医学的なジャンルで共通しているように思います。(なんとなくですが...)
新一万円札・五千円札・千円札の肖像画の人物についてまとめ
今回は、新一万円札・五千円札・千円札に新しく描かれる肖像画の人物についてまとめてみました。調べてみて、日本の歴史上の人物にはまだまだすごい人がいるんだなーと実感しました。
一万円札は福沢諭吉のイメージがかなり強いので、最初はなかなか慣れないと思いますが、徐々に慣れていきたいと思います。(新元号の令和と同じ)