今の時代、スマホが無いと不安、1日中触っているという人も多いかと思いますが、
スマホから発せられるブルーライトは失明の可能性を高めるらしいです。
米オハイオ州のトレド大学(Toledo University)による新たな研究では、デジタル端末から発せられるブルーライトによって、目の光受容細胞を死滅させる有害化学物質の発生が誘発されることが明らかになった。こうした状態は最終的に、視野の中心部に影響を与える黄斑変性症の進行を早める可能性がある。50歳以上の人々の約7人に1人には、この疾患のなんらかの兆候がみられるが、治療法はまだ見つかっていない。
同大学のアジス・カルナラスン(Ajith Karunarathne)博士は、「私たちはしょっちゅうブルーライトにさらされているが、眼球の角膜と水晶体はそれを遮断したり反射したりすることができない」と述べている。
ブルーライトは、他の色に比べてエネルギーが強く、波長が短いため、ブルーライトから受けるダメージは、より大きくなる可能性がある。
こちらはイギリスの科学誌に掲載された研究論文らしいですが、
スマホやPCを長時間見続けると、ブルーライトにより黄斑変性症になる確率が高まり、最悪の場合失明する可能性もあるとのこと。
ブルーライトについては以下で詳しく解説されてます。
黄斑変性症とは
黄斑変性症というのは、下記の記事によると、
http://www.nichigan.or.jp/public/disease/momaku_karei.jsp
網膜の中心部である黄斑に障害が生じ、見ようとするところが見えにくくなる病気です。加齢黄斑変性は一般には馴染みの薄い病名かもしれませんが、欧米では成人の失明原因の第1位で珍しくない病気です。日本では比較的少ないと考えられていましたが、人口の高齢化と生活の欧米化により近年著しく増加しており、失明原因の第4位となっています。50歳以上の人の約1%にみられ、高齢になるほど多くみられます。
見ようとするところが見えにくくなり、失明原因の一つになる病気。
加齢により発症する場合が多いようですが、ブルーライトによる影響で発症を早める可能性もあると思われます。
しかも、こちら黄斑変性症は効果的な治療法がまだ見つかっていないとのことなので、怖いですね。。
ブルーライトによるダメージを抑える方法
スマホから発せられるブルーライトによるダメージを抑える方法について調べてまとめてみました。
1.暗い場所でスマホを使わないようにする
暗い場所でスマホを使うと、目の瞳孔が開き通常よりもブルーライトを多く受けてしまうようです。なるべく明るい場所でスマホを使うようにしたいところです。
2.ブルーライトを遮断できるサングラス・メガネを着用する
最近だと、ブルーライトを防ぐサングラスやメガネも登場してます。
見た目も普通におしゃれなので、普段使いもできそうです。
3.スマホにブルーライトカットのできるフィルムを買う
スマホ画面につけてブルーライトを軽減させるフィルムも結構出てますね。
画面に貼るだけでブルーライトをカットできるという点もいいですね。
4.スマホのブルーライト軽減モードを活用する
最近のスマホでは、設定によりブルーライトを軽減できるものも増えてきてます。
例えばiPhoneの場合は、「Night Shift」という機能により、時刻に合わせて画面の明るさや色を自動で調整してくれるので、オンにしておくだけでもブルーライトを抑制してくれます。(設定アプリの画面表示と明るさ→「Night Shift」をオンにする)
こうゆう機能を積極的に活用していけば、目へのダメージを最小限に抑えることができそうです。
ブルーライトによるダメージを抑える方法 まとめ
今回はブルーライトによって失明する可能性が高まるというニュースと、ブルーライトによるダメージを抑える方法についてまとめてみました。
調べてみると、ブルーライトから目を守る方法は意外とあるので、色々やってみた方が良さそうです。
また新しい情報があったら追記したいと思います。