最近分煙化や禁煙化を進めるオフィスやお店が増えてきてるけど、
未だにこうゆう職場ってあるんですね。
職場のタバコの煙で喘息になったとして、分煙対策をもとめた30代の女性が解雇された。
女性は5月18日、勤め先の公益社団法人・日本青年会議所を相手に、解雇無効と慰謝料、未払い賃金など約500万円を求める労働審判を、東京地裁に申し立てた。
申立書などによると、女性は2010年ごろから分煙を徹底するよう、役員面談で訴えていた。
しかし、1年ごとに役員が変わるため、対策をとっても1年ごとに禁煙になる場所が変わったり、喫煙可に戻ったりと毎年ルールが変わってしまい、分煙化は進まなかった。
2012年の1月ごろから、息苦しさや動悸が激しくなりはじめ、喘息の治療薬を処方された。
職場に再度相談し、オフィス内は禁煙となった。だが、ビルに来る会員や元会員に周知されないため、会員たちは携帯灰皿やごみ箱を探してオフィス内で喫煙することも日常的にあった。
その翌年、2013年には会議室が禁煙になったものの、オフィスは喫煙可能だったので、会員や役員らが会議終わりにオフィスに流れ込み、一斉にタバコを吸いだすようになった。女性は息苦しさや咳などが起きるため、自身の呼吸に気を取られるようになり、仕事が進まないこともあった。
そして2014年、気管支喘息と診断された。小児喘息が10歳の頃に治ってから、約20年後の再発となってしまった。
女性は、役員面接のほかにも、職場の上司に何度も分煙について訴えた。
しかし、役員と交渉した女性上司は、訴えに対し「男性とは一度に1つのことしか考えられないもので、大きな運動目的を前に受動喫煙という軽微な問題にまでは気が回らなくて当然だ」「職場は、あなたの思い通りにはならない」と一蹴。
喫煙室を作ることを提案しても「役員とヒラが同じ喫煙所でタバコが吸えるか」などと拒絶されたという。
女性によると、喘息の発症から、改善のための要望を強く訴えるようになると、通知なしに担当業務を変更させたり、仕事ぶりへの非難をしつこく、日常的にされるようになったという。
喫煙室を作ることを提案しても一蹴され、嫌がらせのようなこともされ、結果的に解雇されたとのこと。
こんな役員のいるような職場では大した仕事ができるはずがないので、やめてよかったような気がする。(次の就職先がちゃんと決まればだけど。。)
世の中が分煙・禁煙にどんどん移行しているのに、こんな風にまだまだ時が止まっている企業はたくさんありそう。。
上司という立場を利用したパワハラ
喘息を再発してしまった女性は健康的な危険を感じで職場に訴えかけたにも関わらず、
「受動喫煙という軽微な問題」という考えで一蹴してしまう神経がわからない。。
立場上逆らえない社員が必死に訴えかけているのに何も聞き入れず、嫌がらせ的なこともしてくるというのはパワハラ以外の何者でもないし、こうゆう人を見て見ぬふりをしてしまう職場環境も終わってる。。。
喫煙者にも到底理解できない話
僕自身、禁煙するためのアプリを作ったにも関わらず、未だに禁煙できていない残念な喫煙者ですが、喫煙者から見ても役員側の言い分は全く理解できない。。
時代の流れ的に、喫煙者が非喫煙者へ配慮することが必要になってきてるのに、
ここまで傲慢な態度が許されてしまう職場は恐怖でしかない。
年を取ってもこうゆう大人には絶対になりたくないなと強く思ったニュースでした。