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有吉弘行の脱ぬるま湯大作戦はバブル時代のバラエティー番組みたいだった【Amazon プライムビデオ】

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Amazonプライム会員向け番組有吉弘行の脱ぬるま湯大作戦」を最近みました。

今回は「有吉弘行の脱ぬるま湯大作戦」を全話見た感想をまとめたいと思います。

ネタバレも多少含むので、これから見る方や途中まで見ているよという方はあらかじめご了承ください。

 

有吉弘行の脱ぬるま湯大作戦」について

 

有吉弘行。2018年テレビ、ラジオのレギュラー番組12本も持つお笑い芸人。そして超人気の司会者。そんな男がある日、彼のラジオ番組で「ぬるま湯につかってる」と発言。そんな有吉の悩みを叶えるべく、ある番組への出演をオファーした。その内容はいたってシンプル。ある課題をクリアすれば、Amazonプライムで好きな番組を制作することができる。クリアできなければ、丸坊主になってもらうというもの。これは極限状態の中で笑いを求めるお笑い芸人たちの記録である。

出演:有吉弘行/カンニング竹山/山崎弘也/田中卓志/鈴木拓/小峠英二/春日俊彰ほか

 Amazonプライムビデオの中ではそこまで話題にあがっていなかったコンテンツなので、僕自身最近まで知りませんでした。有吉さんやザキヤマさんが出ているなら面白いかもということで見てみました。

 

 

有吉弘行の脱ぬるま湯大作戦」を観た感想

 

よかった点1.かなりお金がかかっている大掛かりで派手なセット!

 

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昔のバブル時代のテレビ番組のような大掛かりなセットがたくさん見られた点はかなりよかったです。最近のテレビでは予算やコンプライアンス問題の関係であまり出来なくなってしまったような事がAmazonプライムではできるという利点をフルに活用している感じがしました。

 

よかった点2.やっぱりザキヤマが面白い!

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あと、有吉さんを取り巻くメンバーの中にザキヤマさんがいたのもよかったです。

ちょっとしたことでも笑いに変えられるザキヤマさんはやっぱりすごいです。 

カンニングの竹山へのいじりがツボ(笑)

 

残念だった点1.罰ゲームの告知が毎回でてうざく感じた

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 残念だった点としては、合間にちょくちょく出てくる罰ゲームの告知がうざく感じました。「クリアできなかったら有吉が坊主」っていう告知が何回も出てくるので、最初はルールを理解するためには良いですが、最後の方にはうざくなってきます。

 

残念だった点2.安全面などへの配慮が雑

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あと、お金がかかった大掛かりな仕掛けがあるにも関わらず、出演者への安全面の配慮がちょっと雑だったように感じました。火薬の量がかなり多かったり、カメラマンが爆発に巻き込まれていたりしたので、安全面がもう少しちゃんとしていればもっと楽しめたかもしれません。

 

残念だった点3.仕掛けや企画が一昔前な印象

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 あと、なんとなく仕掛けや企画がひと昔前のものが多いように感じました。

企画や構成に関わった人物(芸人さん)が最終的に明らかになりますが、その人物が企画に携わっているということを知ってなんとなく納得しました。

多分、昔のテレビでやっていたこと、自分たちがしてきて面白かったことをAmazonプライムで再現したかったのかなと思いました。

 

有吉弘行の脱ぬるま湯大作戦」の個人的な評価

 

個人的には、5つ星評価で3.5くらいです。

なんとなく雑なところや、少し古い演出があったりしたのが減点でしたが、

最近のテレビでは見られない、お金のかかった大掛かりなセットや仕掛けがあったのがよかったです。

 

 

有吉弘行の脱ぬるま湯大作戦」のみんなの評価

 

有吉弘行の脱ぬるま湯大作戦」の全体評価はAmazonで2.5でした。

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バチェラー・ジャパンドキュメンタルに比べるとあまり評価が高くないですが、

なんとなく納得です。

他の人がどんな感想を持ったのか調べて見ると、

 

セットとか地上波では考えられないほど金かけてるのにめちゃくちゃつまんない。新卒のテレビマンが昔のお笑い番組を見様見真似で作ったの?という感じ。有吉だから期待してたのに。無駄遣いも甚だしい。ドキュメンタルのほうが笑えるところ沢山あったよ。

 

この番組は出演者のファンの方やリアクション芸が好きな方が見る分には満足できる部分があるかもしれませんが、それ以外の方にはオススメできないです。規模が大きいだけでつまらないです。そんな誰のファンでもない私がレビューしていきたいと思います。

5話まではどうにか見れました。田中のうんこのくだり、暗闇の中の昼ご飯くらいは少し笑えました。それ以外はお金がかかっているにもかかわらず全然面白くない。ミッションも結局は誰も脱落しないぬるま湯ゲーム。有吉達をびっくりさせ疲れさせるだけの何のゲーム性もないつまらないミッション達。芸人達が可哀想にも見えてしまいました。

特に問題なのが6話、私が1番見たかったのはアマゾンで有吉は何をするのか?ということだった。ミッションをクリアし、辿り着いた先が面白ければ評価もこんなには悪くなかった。しかし、6話を見ると本当に馬鹿としか言いようがない「制作費を全て使い切ってしまった」という言葉、これはもうテレビの前で呆然としました。あんなつまらないことにお金をかけて、この企画の趣旨を壊し、芸人達を痛めつけただけの番組に怒りさえ湧いてきました。ここまで見てきた視聴者への裏切りです。その後は、しょーもないSDカード動画の垂れ流し、せめて見所の所以外カットするなどやり方があったはずです。有吉が言っていたようにまさに害虫ですよ、これを企画した人達は。

こんなこと書きたくなかったですが、申し訳ありません。本当につまらなかったです。

 

最後まで見て呆れたのでレビュー。
課題をクリアしたら好きな企画が出来るのではなかったのか。
くだらないオチ込みでこの作品なんだろうけど単純に面白くない。
5話までなら金のかかっただけのバラエティとして一応は成立しているので、見るならそこまでで良いかと。
これなら有吉のやりたい企画だけをやってもらった方が良かったなぁ。

 

本編については他のレビュアーさんが的を射た指摘を多くされているので、特典映像について述べます。
これはまず有吉自身から送られてきたSDカードの映像という形をとりますが、有吉さんが自分で自宅や飲食店のあちこちにカメラを設置して撮影するわけはないので、まず間違いなくフェイクです。(最初の自宅の映像をよく見ると有吉さんの挙動でなんとなく本物の自宅ではないとわかります)
つまり、このフェイク演出やタレ流し映像をスタッフが面白いと思って意図的にやっていることで演出側の番組に対するナメくさり具合が露呈するわけです。そのうえで、1次会2次会ともに無編集の冗長さはあれど本編と比べて面白くなっているのはひとえに芸人さんたちが番組を意識して自由に立ち回った結果だと思います。
そしてなにより最後のバーで有吉さんが店に対して久々の毒舌を発揮したり、女の子をすぐに追い払ったりするのは、本編も合わせてのスタッフのクソすべり演出やセッティングに対するイラ立ちの発露だととらえることでこの作品がとても興味深いものになります。(少なくとも自分はそう信じたいです)

 

制作に大金をつぎ込んでいるのは素人でも分かった。
で、その金を無駄金としてドブに安易に捨てているのもわかったし、その捨て方が不快。
「うんこ」が繰り返し出てくるが、視聴者には画面からは「臭い」は伝わらない。
そんな「うんこ」の連呼は小学生以下の笑いで、笑いが共有できず、最悪。
(演者は伝えるためだから連呼はしょうがない。制作側の考慮、思慮不足も甚だしい)

必死になって演者が技量でドブの中から「笑い」を拾おうとしているのもよく分かった。
制作側はせっかくのドブに捨てないでもっと効果的にお金を使ってほしいところ。

素直に、有吉アベンチャーズに制作費も渡して、番組を作ってもらった方が
よかったんじゃないかとすら思う。

あと、本当に上島竜兵さんがネタの監修をしていたのなら、最後の飲み会に来てもらって、
竜兵さんの修正ネタ晴らしをしてもらってもよかったように思う。
(本番で風呂ネタの温度を上げるのは竜兵さんアドバイスだったようで)

でも、最後に出てこなかったところを見ると、「形だけ」アドバイスのポジションだったのかな、と勘繰り。
それくらいネタは酷かった。

 

金はかかっている。間違いない。それは分かる
しかし、本当につまらない。
これに関わっているディレクターは辞めたほうがいい。
芸人の無駄遣いも甚だしい。

 

ただつまらないだけなら「ふーん」でいつも済ませているが、
このスタッフの姿勢にはもはや怒りすら覚えるので初めてレビューします。

まあ、前半はまだ良かった。
派手な演出で芸人が盛り上げる。たしかに今のテレビにない笑いだ。

問題は第6話。

予算が足りない、という部分も、最初から台本に折り込み済みのコントなのだろう。
つまり、今までのは「演出を過剰に行うことによって、予算が足りなくなることを暗示することだけが目的」で、今回のただのクソ冗長なコントの前振りだったというわけだ。
まあ、「無駄に火薬とか使いすぎだ!」という意見に対する答えとしては、ある意味納得いく理由だ。笑いのためでなく、無駄に使うこと自体が目的だったのだから。

打ち上げなどの映像で4時間以上だらだらと放映するのが、新しいチャレンジングな尖った演出だとでも思っているのだろうか。
「脱ぬるま湯大作戦」という名のコンテンツのオチが打ち上げ映像、というのが、人に見せる作品として成立してると思ってるのか。
だったら最初から低予算の深夜番組で芸人たちの打ち上げでも見てた方がよっぽど面白そうだ。

はたまた、予想を裏切るそれらが逆に笑えるとでも思っているのだろうか。シンプルにセンスがないのである。
このスタッフに今後も外注するなら、amazonもセンスがないと言わざるを得ない。

この制作会社televiderが作っている番組は得する人損する人、ノンストップ!、世界くらべてみたら、教えてもらう前と後など。
もう見ない!と思ったが、良く考えたら元々見てなかった。

という感じでした。

・内容がくだらない・つまらない

・有吉のやりたい企画だけやった方がましだったのでは?

・最後のオチがひどい

という意見が多かったです。

僕も概ね賛成ではありますが、みなさん結構ボロッカスに叩いてますね。。

 

有吉弘行の脱ぬるま湯大作戦」のシーズン2があったら観たい

 

今回は「有吉弘行の脱ぬるま湯大作戦」を全話見た感想をまとめてみました。

いくつかきになる部分はありましたが、全体的にみると面白かったように感じます。

もしシーズン2があるとしたら、安全面の考慮や、企画内容がもう少し新しいアプローチだったら嬉しいなと思います。

気になった方は是非見てみてください。

 

 

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