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アプリ開発プロジェクトが上手くいくかは初期段階でどれだけ仕様を詰められるかで決まる

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最近新しい案件が始まりそうな雰囲気です。
(まだ受注していませんが)

今までアプリ開発の仕事してきて「開発プロジェクトが順調にいくかどうかは初期段階での仕様詰めが重要だな」って思うので、次の案件が始まる前に考えを整理しておきたいと思います。


アプリ開発プロジェクトは時間との勝負


クライアントにより違うかと思いますが、僕のやってきた案件だと、見積もり依頼、発注がきてから納品までの期間が結構短いです。


だいたいの場合、納期までにギリギリ間に合わせなきゃいけないっていうスケジュール感が多いです。


どんなアプリを作るのか?を具体化(仕様決め)して行って、ようやくアプリが出来上がるので、どんなアプリを作るのか?をどれだけ早く決めてアプリ開発にうつれるか?が重要です。

(仕様が曖昧なまま進むと、最終段階で仕様が違うから作り直しってことになったりするので・・)



仕様を初期段階で早めに詰めたいけど、なかなか上手く行かない場合が多い


どんなアプリを作るか?の仕様を初期段階でおおよそ決められれば、早い段階で実装に移れて、スケジュールに待ち合わせられる可能性が高まりますが、

実際はなかなか仕様が決まらない場合が多いです。

クライアント側で時間をかけて検討したい場合、それまで仕様が決まらないって場合が多くあります。。。






仕様を初期段階で早めに詰めるための策を練る


techno-monkey.hateblo.jp

やっぱり、カイジの名言通り「具体的な勝算のかなたにある現実」だと思うので、
「勝つ(プロジェクトを上手く乗り切る)ための策」を練る必要があるのかな?って最近思えてきました。

そこで考えた「仕様を初期段階で早めに詰める為の策」がこちら↓


  1. 仕様をなるべくこちらから複数案を提案していく
  2. どんなパターンの仕様で進むかを想定して、複数パターンの実装を進めてみる


1.についてですが、クライアントが仕様決めに悩む時間がかかる原因の一つとして、
「アプリで実現可能なのか?」がわからないままクライアント側で議論してしまう場合がある。

なので「アプリで実現できる方法としてはこんな方法がありますよ!」
っていういくつかのパターンを提示してしまえば、
クライアントが選ぶだけで仕様決めが進められるんじゃないかと。

2.については、仕様が確定してない間アプリ実装が進められず、結果的に間に合わなくなるってことにならない為の策です。
1.の仕様案をいくつか提示しつつ、そのいくつかの仕様案を既に実装してしまうっていう方法。

この場合、提示した中のどんな仕様が選ばれても最短スピードで機能実装が行える。




ただこの2つの案にはデメリットもあって、自分の時間を結構使うってこと。

必要以上の工数がかかってしまうので、これを良しとするには「今後の仕事に活かすためだ」とか「自分で作るアプリの機能に使えるようなものを作っている」っていう思い込みが重要かも。

あと、時間を使うので他に別の案件を進めていたりすると使えなくなる可能性が高いです。

↑時間があまりない場合の策は、、、、他の人にヘルプで入ってもらうとか?自己解決できる方法はまだ見つかっておりません。。。


とりあえず、次の案件では策を持ってのぞみたいと思います。


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